顔の脂肪が少ない場合は要注意
仙台市でも、ハイフを導入する美容皮膚科が増えてきました。
ハイフは、照射するだけで肌を引き締めたり肌質を改善する治療として人気が高まっています。強力な引き締め効果があることもあり、たるみ改善のために利用する人も増えています。
優れた効果が期待できる治療ですが、なかにはハイフが向かない人もいるので注意が必要です。合わない人がすると、かえってたるみが悪化の恐れもあるといわれています。悪化の恐れがある人では、まずもともと顔の脂肪が少ない人があげられます。
ハイフは、SMAS筋膜に熱を与えて引き締めながらリフトアップしていきます。この時に、脂肪も燃焼するので小顔効果も期待できます。もともと脂肪が少ない人の場合は、さらに脂肪が減り頬がこけて老けてしまう可能性もあります。
若返るつもりが、逆に悪化の恐れもあるので慎重に考えたいところです。それから、もともとフェイスラインがシャープな人も、施術をすることでさらに顔が痩せてしまうのでこちらも悪化の恐れがあります。
ハイフは人気が高まる施術で、劇的な若返りが得られると考える人もいます。優れた効果が得られる治療ではありますが、合う人と合わない人がいることは理解しておきましょう。
頻繁に治療をすることは避ける
ハイフには優れたたるみ改善効果がありますが、永久的な効果ではありません。効果がなくなってきたと感じたら、繰り返し治療を行うこともあります。すでに何度も治療を受けている人も、逆にたるみが悪化の恐れがあることを知っておきましょう。
元々、脂肪が多めであった人もハイフを繰り返すごとに脂肪は減少しています。優れた治療でも、頻繁に行うと脂肪が減りすぎて余った皮膚がたるむことも考えられます。過剰に施術を繰り返すことも、悪化の恐れがあることは知っておきましょう。
悪化を防ぎ、若々しさを維持するなら最適なサイクルで治療をすることが大切です。担当の医師と相談しながら、最適な周期で治療を行いましょう。
このほかでは、日焼け肌にもハイフは向いていません。小麦色の肌は健康的なイメージもありますが、実は炎症をおこしている状態です。肌の状態が悪いときに、ハイフをすると肌のダメージがさらに進む可能性があります。
日焼けをしている場合は、肌の炎症がおさまってからのほうがおすすめです。それから、糸リフトなど埋込型の治療をしている場合も、ハイフが悪影響する可能性があります。過去に治療を受けている人は、カウンセリング時に正直に話すようにしましょう。